【ハワイコロナ情報】オアフ島の施設が続々再開予定 3日連続新規感染者0

2020年5月28日 2020年5月28日

オアフ島復職計画

ホノルル市長は昨日、オアフ島の安全な職場復帰計画を発表した。イゲ州知事の承認が得られれば、ガイドラインの元で再開することが許可される。その計画内容とは、美容院・ネイルサロン・タトゥーサロンなどは5月29日(金)に営業再開することが許可される。しかし法的規制や要件がある。CDCのガイドラインも守らなければならない。施設内の座席配置を、従業員と顧客が6フィート離れているか、それらの間に壁を立てることもしなければならない。この6フィートの距離を物理的な距離を設定できない場合は再開できない。顧客が直接接触する全ての機器(椅子・シャンプー台・備品など)も完全に消毒しなければならない。

市長は「多くの住民を安全に復職させることは、現在の私たちの最優先事項の１つです。オアフ島の4月の失業率は20％に急上昇しています。失業の申請をまだ行っていない、申請後も支払いを受け取れず苦労している人もいる、安全な再開に向けて適切に準備するための十分な時間を確保できるようにすることが重要です。必ず達成できると確信しています」と述べた。

今後の施設再開予定

屋外アトラクションは、5月28日(木)に制限付きで営業再開できる。シーライフパーク・クアロアランチ・ホノルル動物園・ウォーターパーク・キャンプ場など。オープンマーケット・アーチェリー場なども条件付きで再開される。ホノルル動物園は6月5日再開を目標としている。

6月5日はレストランの再開に加え、屋内での10人以下の非商業集会は許可。6月19日は映画館や美術館など屋内での事業やフィットネスも再開できる模様。その他市営ジム・スイミングプール・屋内屋外のシティパークの施設の再開については準備中。

地元民が観光客を通報

ハワイ州観光局によると、5月25日(月)のメモリアルデーにハワイに到着した人は1028人。そのうち259人が観光客でした。523日(土)の384にんよりもわずかに減少。大半がオアフ島に。到着者への14日間の自主隔離は6月30日まで延長されている。これまでSNSにビーチやハワイの写真を投稿した観光客が、地元の人たちの通報によって逮捕されていることが問題になっている。

イゲ州知事は26日の会見で観光業の再開に関し、島内間の14日間の自主隔離策は近々取り止めたいと話した。

ハワイ感染状況

昨日までにハワイ州で確認された感染者数は643人。死者は17人。昨日の新規感染者は0人。ハワイ州全体で1日あたりの感染者数が0となったのは3日連続で、今月に入って7回目。カウアイ郡では6週間以上、ホノルルでは6日連続、ハワイ郡では5日連続、マウイ郡では3日連続で0となっている。これまで84人が入院し、治療を受けている。回復率は92%以上。検査数は4万3835人。陽性率は1.4%。