【ハワイ出産】カピオラニ病院 無痛分娩体験レポ② 硬膜外麻酔からの完全無痛【余裕あり】
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カピオラニ病院ハワイ出産レポ②

ハワイカピオラニ病院での出産レポ②。前回の記事の続きです。

今回はいよいよ無痛麻酔(硬膜外麻酔)のレポ。どんな感じだったのでしょうか。

 

無痛麻酔のタイミング

硬膜外鎮痛法とは、背骨のところにある「硬膜外腔」という場所に細くて柔らかい管(直径1mmぐらい)を入れ、管から薬を注入して痛みをとる方法です。
お産の痛みを伝える神経は背骨の中に集まります。硬膜外腔に注入された薬は、その背骨の中の神経をブロックし、産痛を抑えます。
硬膜外鎮痛法は無痛分娩のときのみに用いられる方法ではなく、手術や手術後の痛み止めの目的で日常的に使われている方法でもあります。

日本産科麻酔学会より

無痛分娩の肝となる硬膜外麻酔。カピオラニ病院では、

先生
自分の好きなタイミングで入れて大丈夫!

と言われていました。

よく無痛分娩のレポで見かける、「子宮口○cm開いてから打つ」というものではなかったです。自分の好きなタイミングで、最初からでもいいし、ある程度我慢してからでもいいって感じでした。

あまり早く入れすぎると陣痛が遠のいてしまうというのを聞いていましたのである程度の陣痛を我慢してからがいいなと思っていました。でも我慢しすぎると麻酔医師の方が間に合わず、普通分娩になってしまったという経験者の方のお話も聞いていました。

自分のタイミングでって言われても、初産だし難しいなぁ。

と思っていました。

聞くところによると、アメリカの硬膜外麻酔は日本の無痛分娩の麻酔と違う種類らしく、完全なる無痛になるみたいです。

 

どんどん強くなる陣痛

7月6日

11:31 陣痛促進剤レベル8に強める。陣痛間隔が2〜3分になり、結構痛い。でもまだ我慢できる範囲。

11:40 痛みを我慢するが、『あ、もうあと15〜20分程したら多分我慢できなくなって動いちゃいそう』と悟る。

無痛麻酔(硬膜外麻酔)を打つ時は繊細な背骨の中に射すので絶対に動いてはいけない。

私12時に打ちます!!

と、我慢できなくなる前に助産師さんに宣言した。

まだこんな余裕はありました。

でもお腹がペっコペコ。朝5時半にバナナ1本とカットしたパイナップル少ししか食べていない。

麻酔の前に、何か食べてもいいですか?

助産師さん
ダメよ。でも出してあげる。

と言われ、何やら病院食を持ってきてくれた。

何これ!?

これがメニュー。

食事メニュー
・ビーフスープ
・オレンジゼリー
・クランベリージュース
・紅茶

という質素なお食事。全然美味しくない泣。麻酔の前は何も食べてはいけなかったのだ。もっと朝ごはんを沢山食べておけばよかったと後悔…。結局この後10時間、何も食べられない事になりました。

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衝撃の麻酔スタート!

12:00 私の希望通り12時に麻酔がスタートする事になった。この時ウーっと言ってしまうほど痛みは強くなていた。

そして麻酔医師の男性が病室へやってきた。何とこの麻酔医師、HIPHOP音楽をかけながら登場したのです。

ここ、病院だよね??

麻酔の機械と共に音楽をかけながら入ってきて衝撃!!患者の緊張を解くためなのか?それとも本当に個人で楽しむ為にかけているのか?真相は分かりません。とにかく衝撃だった。しかもこの麻酔医師、廊下でもお構いなくガンガン音楽をかけていました。

この人大丈夫かな??

とちょっと不安でした。

硬膜外麻酔を打つ時は背骨を丸めてうずくまるような形で打ちます。

うずくまってるのが私。黄色の帽子がファンキーな麻酔医師

麻酔医師
OK??

どこまでも陽気な麻酔医師。そしていざ麻酔注入!!

い、痛い!!!!

思わず声が出ました。液を入れられた瞬間、鋭い痛みと痺れが右下半身を一瞬にして巡りました。それも右下半身だけ。左は全然大丈夫。私が動こうとするので助産師さんに

助産師さん
Don't move!!!!

と大声で注意される。いや、分かってるんですが…泣。正直麻酔に対しては最初何の恐怖感もありませんでした。陣痛が強まってきて早く打ってくれ〜〜という気持ちでした。無痛分娩経験者の方のレポでも、麻酔の管入れは痛くないという感想を見ていたので、こんなに痛みと痺れを感じるとは思いませんでした。

寒気と震えが止まらない

麻酔を入れてから、寒気がしてきて震えが止まらなくなりました。助産師さんによるとよくある事だそう。痺れと痛みを感じた右下半身が特によく麻酔が効いていて全く感覚がなくなりました。左足はまだ若干感覚がある。右足はずっと痺れている状態でした。陣痛の痛みはまだ少しだけ感じていました。

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無痛の境地へ

12:55 ここからは自分で排尿できなくなるので導尿をされました。尿管に管を入れるのですがこれも全く無痛。変な感じでした。トイレに行かなくていいしすごく楽だったので、もうずっと管を入れておいて欲しいくらいでした笑

13:03 麻酔を入れてから30分くらいしてようやく寒気が取れて体が温まってきました。

ここからはもう天国!

陣痛の痛みがほとんどなくなり、体も温まり元気になってきました。


痛みもほとんどなくなっていました。ちょっとだけ感じていたけど気にならないくらいでした。しかし助産師さんが来て、ちょっとだけ陣痛の痛みを感じるというと、

助産師さん
このボタンで、麻酔追加すればいいのよ!

と、ボタンを押されて勝手に麻酔を追加されました。このボタンは3回まで、自分で自由に追加で押せるらしく、押すと冷たい麻酔液が背中を流れるのが分かりました。これは全く痛くありません。でも何か気持ち悪かったです。

これで、痛みは完全になくなりました。

 

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余裕でした。

無痛なので本当に余裕です。時間を持て余してるので、家族や友達とLINEでやりとりしたり、インスタで実況したり、音楽聴きながら歌ったり、談笑したり、陣痛中とは思えないくらいの余裕の時間でした。音楽はAKBのメドレーをひたすら聞いて歌ってテンション上げていました。

14:00 先生が来て内診すると子宮口の開きは4〜5cmくらい。まだまだ時間がかかる&今夜になると言われたので、長丁場になることを覚悟しました。体力を温存しておくことが大事ですと先生に言われ、朝も早かったし今のうちに寝ておこうか。と夫婦2人でここで爆睡しました笑

無痛じゃなかったら爆睡なんてできないですよね^^;

15:20 寝ている間も助産師さんが色々チェックしに来てくれる。陣痛の波や赤ちゃんの心拍などを確認している模様。赤ちゃんのポジションを良くするため、このピーナッツボールを足の間に挟んで体勢を変える。


下半身の感覚がなく自分では足を動かせないので、助産師さんと主人に全て介護してもらいます。これを挟むと体が楽になりました。

最初左側向いて寝てたんですが、寝返りを打って赤ちゃんが降りやすくしたほうがいいとの事で方向転換しようとしたところ、急に赤ちゃんの心拍低下!急遽中止して酸素マスク付けて安静に。心拍は戻りました。どうやら赤ちゃんは左向きが好きな模様。

15:25 無痛の麻酔を打ったら飲食禁止。でもどうしても喉は渇く。氷を食べる事だけは許されていました。定期的に氷を食べさせてもらいます。そしてまた寝ます。

16:00 起床。酸素マスクを取る。

17:50 子宮口7cm。この内診でかなり血が出てましたが全く痛み無し。だいぶ頭が下がってきていると言われる。

18:00 子宮口8.5cm。痛み無し。もうそんなに開いてきたのか〜と言う感じ。

20:30 子宮口9.5cm。痛み無し。ほぼ全開。この時赤ちゃんがズルズルズルっと下に動いて降りてきてるのがわかった。感覚無いけどすごい変な感覚で、あ!生まれるー!と思わずナースコールを押してしまった(まだまだなのに)

 

いきみって????

助産師さん曰く『生まれる時はもっといきむの我慢できないくらいになるから大丈夫よ』とのこと。でも感覚無いからいきむってどんな感じになるの??と謎だった。

21:20 助産師さんに、『先生がもう直ぐ来るから、いきむ練習しましょう!』と言われ、いきみの練習が始まる。

このいきみが無痛分娩の最大のデメリットだったのでした…。。。

 

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次回に続く

長くなってきてしまったので次回に続きます。お楽しみに^^

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