観光の本格的な再開は?
ハワイ経済再開を進めているが、観光業をどのように再開していくのかが問われている。ハワイ州事業経済発展局は、本格的な再開は9月までは無理だろうという見解を示している。
昨年2019年、ハワイには1000万人を超える観光客が訪れた。今年2020年340万人で昨年よりも67.5%の大幅減。この数字は1970年台後半と同じ数字となっている。今後の景気回復ペースはかなり緩やかで、2021年観光客数の見積もりは620万人で、2019年のレベルにまで回復するのは2025年くらいになるだろうと予想されている。
今年1~3月の間に210万人の観光客が訪れていたが、隔離措置が取られて以降は1日250~300人で、ハワイに住む家族や友人を訪ねる旅行がほとんど。9月の観光客数は2019年の約30%ほど。12月までには45%になるだろうよ予想される。
日本人の受け入れは最適
ハワイ副州知事は、観光業を7月までに再開させたい考えを示している。「ハワイに入る前に検査をすることでリスクを大きく減らすことができ、観光客を受け入れることができる。結果が陰性であれば入国可能とし、まず日本・ニュージーランド・オーストラリアの受け入れを考えている。これらの国・地域は感染率が低く、メインランドよりもはるかに受け入れることができる。特に日本はハワイに来る旅行客の20%を占めており、受け入れ再開にあたっては最適である。」と述べた。
全米ワースト2の失業率
新型コロナウイルスの影響でハワイの失業数は24万人以上になっているが、ハワイ州労働局は「失業者の35%が今年の末には復職するだろう。一方19万人が失業したままの可能性がある。」とも指摘している。4月の失業率は25.3%。これは全米で2番目、ラスベガスのあるネバダ州に続く高さとなっている。
美容院・ネイルサロンの再開日
マウイ島では昨日、美容院やネイルサロンが感染対策を徹底した上で、営業を再開した。オアフ島内の美容室や・ネイルサロンの営業再開日はまだ決まっていないが、ホノルル市長は今週にも再開日を発表するとして、来月の早い時期に営業を再開させる予定。
ハワイ感染状況
昨日までにハワイ州で確認された感染者数は643人。死者は17人。昨日の新規感染者は0人。ハワイ州全体で1日あたりの感染者数が0となったのは2日連続で、今月に入って6回目。これまで84人が入院し、治療を受けている。回復率は92%以上。検査数は4万3835人。陽性率は1.4%。
ーハワイローカルニュースより
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