ハワイロックダウン(都市封鎖)中
現在ハワイ州では、コロナウイルスの感染拡大を防止するための措置として、3月23日16:30〜4月30日までロックダウン(都市封鎖)中。
ワイキキのお店・主要ホテルが閉鎖。レストランはテイクアウトorデリバリーのみ。
買い出し・健康維持のため以外の不要不急の外出は禁止。住民は自宅待機&在宅勤務を要請されています。
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落ち込む観光業界
2020年3月26日(木)現在ハワイ州で確認された感染者数は106人。死者0人。
この新型コロナウイルス感染拡大の予防措置ロックダウンを受けて、ハワイの観光業界は大きく落ち込んでいます。
ハワイ州知事イゲ氏による命令で、今日からハワイの空港に到着する人はハワイの住民も含めて14日間の自主隔離を強制されます。
これにより観光業界は、一時解雇や解雇される人の数が大幅に増加すると予想されています。
観光業界の落ち込みは、それにまつわるビジネスにも影響し、レンタカー店は閉店、航空業界は便数や時間を短縮。
従業員7500人を抱えるハワイアン航空は、ほとんどの長距離路線を一時停止することを決めました。
ハワイコンベンションセンターは4月30日までほとんどの業務・イベントが停止されています。
ホテルは必要なビジネスに含まれるので休業は免れますが、多くのホテルが休業を決定し、現在ハワイ州内の40のホテルが一時休業or休業予定です。
失業者は6万人に
今月既に6万463人が失業手当を登録しています。
3月19日は、1日で1117人が登録しましたが、3月24日には2万41人が登録。
1日の登録人数としては記録を更新しました。3月の失業率は1月の2.7%から大幅に増加して約11%となっています。
ハワイ労働産業局のスコット・ムラカミ部長は、パンデミックの経済的影響はエアラインやホテルだけに限らず、レストランや他の観光に関わるビジネスにも及んでいて、今後失業者数は約25万人になるのではないかと予想しています。
先週は失業手当の登録者が殺到し、システムに障害が生じましたが、月曜日に新しいオンラインシステムが導入され、よりスムーズに作動しているそうです。
もし上手くいかない人は電話でパスワードをリセットすることもできるとのことです。パスワードリセットの為の連絡先は、762-5751です。
脅威は4〜5ヶ月続くと予想
ハワイ州保健衛生局の関係者は、ハワイに及ぼす新型コロナウイルスの脅威は、今後少なくとも4ヶ月〜5ヶ月は続くと予想しているそうです。
昨日行われたハワイ州の委員会で、衛生局の部長は、「世界中で感染拡大している現状を見ると、ハワイでこの影響が収まるまでには4ヶ月〜5ヶ月はかかるだろう」と述べました。
「大統領はイースターまには収束すると述べていましたが、感染の本当の波はまだハワイには到達していないと思います。
旅行に行って戻ってきた人や接触した人との感染が主であり、今後の拡大が危惧されます。」と説明しています。
医療設備の準備
ハワイ州の緊急管理局連合は、科学的または生物学的に緊急に必要な事態が生じた時に備え、17万9000枚のマスクを始め、医療用品も調達・備蓄しています。
さらに、患者の治療に使用出来る病院内の設備を増やし、最悪の事態を想定して仮の施設を作ることも考えているとのことです。
ホノルル市長は、「我々が対応を怠れば、4月末までにハワイ州内で4万〜4万5000人の感染が起こりうるとして、州内に300にも満たない集中治療室について4月25日までにICUのベッド数を増やす予定だ」としています。
ーハワイローカルニュースより
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今後ハワイ旅行を控えられている観光客の方など、ご参考くださいませ。
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